玄関を格調高く演出する、コンソールテーブルの選び方
「住まいの顔」である玄関にコンソールテーブルを置くことで、空間は格段に格調高くなります。来客を迎える第一印象を決定づけるこの場所に、職人の手仕事が息づく上質な家具を配することは、暮らしそのものを豊かに彩る選択です。本記事では、玄関用コンソールテーブルの選び方を、寸法・スタイル・素材の観点から詳しく解説します。クラシック家具の名門ブランドを日本にお届けする西村貿易が、納品事例とともにご紹介いたします。
コンソールテーブルとは ─ 玄関を彩る伝統の家具
コンソールテーブルとは、壁面に沿わせて配置する奥行きの浅い装飾用テーブルです。 18世紀のフランス宮廷で生まれ、当時は燭台や花瓶、美術品を飾る台として王侯貴族に愛用されました。現代においても、その本質は変わりません。空間に気品を添え、お気に入りのアイテムを美しく見せる「飾り棚」として、世界中の洗練された住空間で活躍しています。一つ一つ職人の手で丁寧に作り上げられたコンソールテーブルには、大量生産品にはない時を超える美しさが宿ります。日本では高級ホテルのロビーやエレベーターホールで見かける機会が多いかもしれません。しかし近年、住まいの玄関をより上質に演出したいという方々の間で、コンソールテーブルへの関心が高まっています。


玄関にコンソールテーブルを置く3つの効果
来客への品格ある第一印象
玄関は、お客様が最初に足を踏み入れる空間です。この場所にコンソールテーブルがあるだけで、「格式のある住まい」という印象を自然と伝えることができます。季節の花を飾り、お気に入りのアート作品を配せば、訪れる方々の心に残る空間が生まれます。それは、住む人の美意識と暮らしへのこだわりを、言葉なく伝える力を持っています。
ディスプレイと実用性の両立
コンソールテーブルは、美しさと機能性を兼ね備えた家具です。天板には花瓶やオブジェを飾りながら、引出し付きのタイプであれば鍵や印鑑など日常の小物をすっきりと収納できます。生活感を見せることなく、必要なものを手元に置ける ─ それがコンソールテーブルの魅力です。暮らしを彩りながら、日々の営みにも寄り添う。その絶妙なバランスが、長く愛される理由です。
空間に奥行きと風格を
コンソールテーブルの上部にミラーを配置すると、空間に奥行きが生まれます。光を取り込み、玄関をより広く、明るく見せる効果も期待できます。また、コンソールテーブルそのものが持つ装飾性が、空間全体に品格と風格をもたらします。熟練の職人が施した彫刻や象嵌細工は、見るたびに新たな発見があり、空間に息づく芸術品となります。

設置場所で選ぶ ─ 玄関に最適なサイズと形状
日本の玄関に合うサイズの考え方
日本の住宅事情を考慮すると、玄関用コンソールテーブルは以下のサイズが適しています:
| 寸法 | 推奨サイズ | ポイント |
| 奥行き | 30〜45cm | 動線を妨げず、圧迫感を避ける |
| 幅 | 80〜150cm | 設置場所の壁面幅に応じて選択 |
| 高さ | 75〜90cm | 立った状態での使いやすさを考慮 |
スタイルで選ぶ ─ 空間との調和
クラシックスタイル ─ 格調と伝統美
クラシックスタイルのコンソールテーブルは、18〜19世紀の欧州宮廷様式に由来する伝統的な装飾が特徴です。猫脚(カブリオールレッグ)や精緻な彫刻、金箔装飾などが、空間に荘厳な雰囲気をもたらします。
【納品事例より】T様邸玄関
ラムズヘッド装飾がアクセントのルイ15世スタイルのコンソールテーブルを玄関に配置。ジョージアン様式の建築に、フランス・ロココの優美な曲線が加わり、奥行と品格を備えた空間が生まれています。

トランジショナルスタイル ─ 現代の空間に調和
トランジショナルスタイルは、クラシックの優雅さとモダンの洗練さを併せ持つデザインです。過度な装飾を排しながらも、上質な素材と美しいプロポーションで品格を表現します。
THEODORE ALEXANDER(セオドア アレキサンダー)では、このトランジショナルスタイルのコンソールテーブルを、数多く展開しています。ノースカロライナ州ハイポイントを拠点とするクラシックの名門家具ブランドが、英国の伝統と現代の感性を融合させた家具を世界に届けています。現代の住空間に自然と溶け込みながら、確かな存在感を放ちます。


素材で選ぶ ─ 本物の価値を見極める
突板の魅力
マホガニー、ウォールナット、オークなどの天然木を薄くスライスしたツキ板は、木目の美しさを楽しめる素材です。天然木ならではの表情や温もりを備えながら、反りや割れを抑えた構造により、家具としての完成度を高めています。均整の取れた木目と滑らかな手触りは、空間に上質な落ち着きをもたらし、日々の暮らしに心地よい時間を与えてくれます。
象嵌細工・金箔装飾 ─ 職人技の価値
象嵌(ぞうがん)細工は、木材や金属に異なる素材を埋め込んで模様を作る装飾技法です。マルケトリー(寄木細工)や金箔装飾と組み合わせることで、芸術品のような美しさが生まれます。
こうした職人技は、大量生産では決して再現できない価値です。一点一点に込められた匠の手仕事が、永く愛される家具の証となります。MAITLAND-SMITHやTHEODORE ALEXANDERの工房では、何十年もの経験を持つ熟練職人たちが、この伝統技法を今も守り継いでいます。
ハンドペイント ─ 東洋の伝統技法
ハンドペイントは、職人が一筆一筆手作業で描く塗装技法です。東洋の漆器に由来するこの伝統技法は、シノワズリ(東洋趣味)スタイルの家具に欠かせない要素です。
花鳥風月、山水画、吉祥文様 ─ 描かれるモチーフ一つ一つに意味が込められ、空間に物語を紡ぎます。機械では決して出せない筆の温もりが、見る人の心を惹きつけます。
納品事例 ─ 玄関を彩るコンソールテーブル
【個人邸】エントランスにエンパイア様式の気品を
THEODORE ALEXANDERの ゼファー・コンソールテーブルを玄関に配置した事例です。 翼を持つゼファー像の真鍮装飾が印象的で、空間全体に重心のある落ち着きと品位をもたらしています。
「毎朝、この玄関を通るたびに気持ちが引き締まる」─ オーナー様の声が、この家具が暮らしにもたらす価値を物語っています。
J邸: プロジェクトを見る
【医療施設】格調高い空間づくり
脳神経外科施設に、MAITLAND-SMITHのコンソールテーブルとミラーを納品しました。クラシックスタイルの家具が、患者様やご家族をお迎えする空間に、安心感と品格をもたらしています。
医療施設でありながら、まるでホテルのロビーのような心地よさ。「患者様に少しでもリラックスしていただきたい」という院長先生の想いを形にしたプロジェクトです。
鈴木脳神経外科様: プロジェクトを見る
コーディネートのコツ
ミラーとの組み合わせ
コンソールテーブルの上部にミラーを配置するのは、最も王道のコーディネートです。空間に奥行きと光をもたらし、外出前の身だしなみチェックにも便利です。ミラーのフレームは、コンソールテーブルのスタイルと統一感を持たせましょう。
照明との調和
コンソールテーブルの両端にテーブルランプを配置すると、シンメトリーの美しさが生まれます。暖かな光が玄関を包み、帰宅時にほっとする空間を演出します。灯りがともる瞬間、家族を温かく迎え入れる ─ そんな情景が生まれます。
季節の花やアートの飾り方
天板の中央に季節の花を一輪飾るだけで、空間に生命力と華やぎが加わります。花瓶やオブジェは、奇数(3点または5点)でまとめると、バランスの取れた美しいディスプレイになります。
格調高い玄関は、上質な家具選びから
コンソールテーブルは、玄関を「住まいの顔」にふさわしい格調高い空間へと導く家具です。適切なサイズ、空間に調和するスタイル、そして本物の素材と職人技 ─ これらを見極めることで、永く愛される逸品と出会えます。
西村貿易では、MAITLAND-SMITH、THEODORE ALEXANER、ALTHORPなど、クラシックの名門家具ブランドから厳選したコンソールテーブルを取り揃えております。いずれも、熟練の職人が一点一点手作業で仕上げた逸品ばかりです。
白金台のショールームでは、実際に家具をご覧いただきながら、お客様の空間に最適な一台をご提案いたします。職人の手仕事が息づく家具との出会いが、あなたの暮らしに新たな物語を紡ぐきっかけになれば幸いです。
お問い合わせ・ショールームのご予約
西村貿易株式会社 東京白金台ショールーム
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よくあるご質問(FAQ)
Q1. コンソールテーブルはどこに置くべき?
Q2. コンソールテーブルは何に使うのが良いですか?
Q3. コンソールデスクとは何ですか?
Q4. コンソールとはどういうインテリアですか?
Q5. コンソールテーブルとサイドボードの違いは?
→ サイドキャビネットをインテリアに
Q6. 高級コンソールテーブルの価格帯は?
Q7. コンソールテーブルの上に何を飾るのがおすすめ?
Q8. 玄関にコンソールテーブルを置くメリットは?
1. 第一印象の向上 ─ 来客に「格式のある住まい」という印象を与える
2. 実用性 ─ 鍵や印鑑など外出時の小物を美しく収納
3. 空間演出 ─ ミラーや照明との組み合わせで玄関を広く明るく見せる


