大学ラウンジに息づく、学びと文化の空間
神戸女学院のキャンパスは、建築家 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ によって設計された建築群により、節度と品格を備えた独自の佇まいを形成しています。教育の場にふさわしい落ち着きと、人と人との関係性を大切にする思想は、今もキャンパス全体に静かに受け継がれています。
「めじラウンジ」は、「神戸女学院での出会いが、私の人生の宝物でした」という言葉を遺した、ある卒業生の遺贈によって設けられた大学ラウンジです。"めじ"とは、彼女自身の愛称であり、この場所が、人生を豊かにする出会いが生まれる場であり続けてほしいという願いが込められています。
このような背景をもつ大学ラウンジにふさわしい家具として、建築や大学の精神性との調和を大切にした学校インテリアのご提案を、
西村貿易へご依頼いただきました。
本プロジェクトでは、歴史的建造物と調和するクラシックインテリアを基調に、ラウンジインテリアとしての機能性と美しさを両立した空間を実現しています。
大学ラウンジ
— 品格と温かみが調和する、出会いの空間
大学ラウンジとしての特性を踏まえ、空間の基調には赤を取り入れ、品格の中に温かみと華やぎを添えたラウンジインテリアを実現しました。
赤いレザーを用いたソファおよびラウンジチェアのセットは、英国 ウェード社 によるもの。クラシックインテリアの佇まいを保ちながら、大学ラウンジにふさわしい穏やかな存在感を備えています。このラウンジチェアは、長時間の歓談にも心地よく対応する座り心地を実現しています。
それに合わせ、カクテルテーブルとランプテーブルには セオドア アレキサンダー 社の家具を選定。ランプテーブルの上には、カーテンや空間全体の色調に呼応するよう、真鍮装飾をあしらったポーセリンランプを配し、ラウンジインテリアを柔らかな光で包み込みます。
大学ラウンジの中心となるラウンドテーブルには、英国スペンサー家の邸宅、マールボロルーム に由来する、赤いレザー座面をもつセドンチェアを組み合わせました。
歴史的・文化的背景をもつ家具を取り入れることで、神戸女学院が大切にしてきた学びと文化とが、静かに呼応する学校インテリアを形成しています。








