玄関コーディネート
— 静謐に息づくシノワズリの美
高級マンションの玄関インテリアは、住まいの第一印象を決定づけます。
まずご紹介するのは、その印象を象徴するエントランスです。かつてリビングのソファ背面に飾られていた"鷹匠"のアートパネルに合わせ、シノワズリのサイドボードをご提案。その世界観をより引き立てるよう、壁紙にも東洋趣味の優美さが漂うデザインを選び、調和の取れたしつらえとしました。玄関ドアを開けた正面に見える扉は、空間のフォーカルポイントとなるため、全体に意匠に呼応するクラシックなデザインで設計いたしました。静謐の中に華やぎを湛えた、K様邸の新たな物語はこの玄関から始まります。
ダイニングルーム
— テレビを美しく溶け込ませるインテリア術
ご家族が集い、時にお客様を迎えるリビングダイニングをご紹介します。寛ぎと華やぎが共存するこの空間は、K様の美意識とこだわりが随所に息づき、日常の中の特別なひとときにふさわしいしつらえとなりました。モダンな印象のガラスドアを開けると、クラシカルな雰囲気に包まれたダイニングルームが広がります。空間の中心には、デザイナーのスティーブン・チャーチによる重厚感あるダイニングテーブルセットを配し、その世界観に調和するよう、新たにお選びいただいた同デザイナーのサイドボードをしつらえました。クラシック家具ならではの存在感が、空間全体に品格と落ち着きをもたらしています。
また、K様より「テレビを壁掛けにしつつ、無機質な印象を避け、クラシックな空間に違和感なく溶け込ませたい」とのご要望があり、テレビをインテリアの一部として溶け込ませるため、クラシックな装飾の特注フレームを製作しました。両脇には壁面のバランスを考慮し、シンメトリーにウォールランプを設置。視線が自然と集まる、空間のフォーカルポイントが完成しました。
洗練されたクラシックの中に、暮らしやすさと機能性が巧みに融合したジョージアン様式のダイニング空間は、K様邸ならではの美意識を体現しています。
リビングルーム
— ジョージアンスタイルが息づく、洗練のリビングダイニング
今回のご依頼で新たにお選びいただいた中でも、空間の印象を大きく変えたのが、オルソープコレクションのジョージアンスタイルのソファと、それに合わせて制作されたアームチェアです。優雅な曲線とクラシックなディテールが特徴のこのソファは、伝統美と快適性を兼ね備え、空間に格調を与えています。ソファの色調と調和させるため、カーテンも新たにデザインしました。重厚感のあるファブリックと洗練されたドレープが窓辺を美しく飾り、室内に華やぎを添えています。また、足元にはイスファハンのペルシャ絨毯を敷き、その繊細な色彩と文様が空間に奥行きと豊かさを加えました。空間の引き締めとして、リビングダイニングの天井には真鍮製のシャンデリアを2灯設置。上品な輝きとクラシカルな造形が、全体の統一感を高める役割を果たしています。
さらに、空間全体の建築的要素として、デンタルモールディングと高さのある巾木を採用。クラシックスタイルの意匠を大切にしながら、玄関同様に室内のドアもクラシックデザインのものに変更しました。細部にまでこだわることで、空間全体に調和と品格が生まれています。
クラシックでありながら現代の暮らしに心地よく寄り添う、洗練された高級輸入家具でのコーディネート。K様の美意識とこだわりが息づいた、特別な空間が完成しました。
寝室・書斎
— 静けさと品格が漂うプライベート空間
静けさと品格が漂うこのエリアは、ご自身がゆったりと過ごせるようにデザインしています。空間の中心には、新たにお選びいただいた、細やかな貝の象嵌が施された両袖タイプのパートナーズデスクがあります。クラフトマンシップが光るこのデスクを主軸に、K様がお好みのデザイナーであるスティーブン・チャーチによるデスクチェアと、デスク背面に設置されたファイルキャビネットを組み合わせることで、機能性と美しさを兼ね備えた書斎空間が完成しました。また、窓まわりには、以前のご新居でベッドルーム用にデザインしたカーテンを、今回リメイクして再活用。大切な思い出を受け継ぎながら、新しい空間にふさわしいかたちで蘇らせました。
さらに、ご帰宅後すぐにジャケットやネクタイを掛けられるように、また時計やアクセサリーなど男性用の小物を美しく収納できるジェントルマンズバレットをアクセントとして取り入れました。実用性と美しさを兼ね備えたこのアイテムが、空間に趣と豊かさを添えています。
落ち着いた色調と選び抜かれた素材に包まれたベッドルームと書斎は、K様のライフスタイルを優雅に支える、静かな時間を生み出す空間となりました。







